日本グランプリに触発された故鬼頭忠男初代会長を中心に、十数名で同好会として誕生する。
会員約50人で正式にクラブ活動がスタートとなる。
NRC最初のスピード行事であり、中部地区での最初のモータースポーツ行事となった。
2クラブとの共催で開催。当時日本グランプリでさえも100km程度との短いレースであり、長距離レースの日本における皮切りとなった。今もなお続く新春レースであり当クラブの誇りである。
鈴鹿を代表する耐久レースがスタートする。
大会会長は故鬼頭元会長、石神豊弘競技長、大島一誠計時委員長。NRC 生みの親の田中勇氏が事務局長として運営にあたった。
野崎利之=クラブ員(ブルーバードSS) TS-1 優勝
内田修=クラブ員(プリンス2000GT) TS-2 2 位
他に矢吹圭造(ホンダS800) S-3 2 位
田中勇競技長、石神技術委員長、大島計時委員長、福山コース委員長、井上事務局長としてクラブ員が一丸となって開催に努力を払った。土曜日にレーシングコースが凍結し、クラブ員が凍らないよう夜中に愛車で走り回ったり、バーナーなどでコースを暖める。結局、300Km(50 周)の70%(35 周)で開催した。総合優勝は、ポルシェカレラ。
この大会から北村競技長になる。1 クラス46 台、2 クラス35台で各300Km を消化。
秋山啓一=クラブ員(ホンダS800) 1 クラス 総合5 位
この年は土曜日夜から雪が降り、そのため日曜日午前中は雪かきに追われ、それぞれ35 周のレースとなる。
優勝 松永選手(ポルシェ908)
伊藤一良=クラブ員(フェアレディ2000) 総合6 位
吹上ホールにて中部経済新聞社との共催。レーシングカーの出品や会場特設レース場にてのレースなど、盛大に開催された。
1 部門 総合優勝 田中弘(ニットラAC7)
2 部門 総合優勝 北野元(ダットサン240Z)
この頃、田中梅夫がファミリア1000 クーペでTS-1 に出場。
この大会のFJ とFL500 の混走レースにクラブの事務局長である鬼頭正人と水谷敬一(ともにワールドAC9)が出走。鬼頭が見事3 位に入賞している。
トップ争いの末、クラッシュした。その後ドライバーによるコース上での行為が問題となり失格となった。このような事故がモータースポーツでは危険がはらむこともあるので、二度と起きないで欲しいと願うレースであった。
300Km レース(50 周)はヒート1、ヒート2 に区分され、1 クラス、2 クラスの混合レースとなる。
FJ1300 レース 水谷敬一(ベルコ98A) 5 位
FL500 レース 中島悟(ベルコ97B) 優勝
この年、耐久レースはなくなり「グループ7」(二座席レーシングカー)、「グループ5」(スポーツカ)のカテゴリーになる。
このレースのドライバーとサーキットの約束が問題をなげかけることとなる。北村競技長も大いに困惑したものと思われる。
新しく3 階建てのコントロールタワーが完成する。近藤競技長、田中梅夫副競技長の体制の下で、ワンデーレースとして開催する。また大会参与に上岡龍太郎を迎えている。
優勝 中島悟(ノバホンダMF318)
TS-1、TS-2、GTS-2、R の混走レースとして開催。
1300cc までのサルーンカーの耐久レースに102 台が参加。60 台が決勝に出走する。但し、30 位までのヘルパーがキーを持ってかけ寄る「変則ルマン式」スタートで、その1 分後に31 ~ 60位が同じようにスタートする。
この年は天候が悪く、レース中クラッシュが続発し、救急のレッカー車に衝突するマシーンが出る始末だった。このため、赤旗で短縮され、40 周240Km で争われた。
クラブ員 山本満雄 18 位
300Km レースを2 レースこなす。
サルーンカー 佐藤浩二 優勝
シビックレース 越野照喜 3 位
FJ1600レース 木本正広 19 位
グループA による300Km レースとなる。
この年、昭和から平成へと元号が変わる。平成初年度のレースはヨーロッパのフォーミュラー・フォードレースのようにFJ1600 の勝ち抜き式レースになる。
FJ1600 と1600cc までのN1・300Km レース。
FJ1600 レースとN1 耐久ラウンドの第1 戦として開催する。
シビックによる300Km レースとFJ のトーナメントレースを開催する。この年から新春レースを一時中断する。
新春NRC 鈴鹿ゴールデントロフィーレースとして復活。東コースで開催。ヒストリックとネオヒストリックのスプリントレースを開催。
東コースで開催。スーパー7 レースを追加する。
西コースで開催。前日に積雪があり、レース開催が危ぶまれるが、オフィシャルの懸命な作業により、タイムスケジュールの遅れのみで開催する。
東コースで開催。ヒストリックレースと走行会で多量のオイル漏れがあった。
ヒストリックとネオヒストリックの50 分耐久レース2 レースを追加する。
ヴィンテージ、BMW 走行会を追加する。
コッパデ鈴鹿走行会が追加。耐久レースは開催されず。
NRC・KSCCの走行会をなくし、スーパーエコランを開催。
新春鈴鹿ゴールデントロフィーレースが積雪により中止となる。東日本大震災により、全日本ジムカーナ選手権第1 戦が中止となる。フォミュラニッポン最終戦 台風の為中止となる。近藤幾夫会長が、JAF 名誉委員に任命される。
走行会はBRDC、コッパ・デ鈴鹿、NRC・KSCC走行会
トライアルの2ヒート目をレース決勝の直前に行う。
走行スケジュールをヒストリックPS、ネオヒストリック、ヒストリックF・TS、トライアル、耐久の順番に変更。当日、午前6時頃から降雪。コース上に雪はないが、コース外のグリーンには積雪となってしまった。スピンが続出し、赤旗中断。降雪が弱くなるのを待ち、9時30分からスケジュールを開始。練習走行をカット、レース走行距離を15周から12周に短縮など、何とか全てのイベントを行う。
走行スケジュールはヒストリックPS、ネオヒストリック、ヒストリックF・TS、トライアル、耐久の順番。
新春鈴鹿ゴールデントロフィーレース 参加台数64台
新春鈴鹿ゴールデントロフィーレース 参加台数66台
新春鈴鹿ゴールデントロフィーレース 参加台数73台
新春鈴鹿ゴールデントロフィーレース 参加台数74台
新春鈴鹿ゴールデントロフィーレース 参加台数71台